「人間たちは、その大いなる恵みの“水”に魂を宿し、
“龍”として祭りあがめてきた。」
(別丁扉裏面より抜粋)
著者の里である広島の地(安芸の宮島、安芸武田等)から、日光東照宮、中国(兵馬俑、始皇帝陵、万里の長城等)、エジプト・ピラミッド、イギリス・ストーンヘンジなど世界各地を舞台に、さまざまな視点や題材(葛飾北斎絵図、地球の緯度経度、稲作文化等)から、「龍」の一生を紐解く。
写真や図表を多く用いて、広島と世界各地が「龍」によってつながることを、想像力を膨らませながら、分かりやすく楽しく説明した一冊。
もくじ
巻頭カラー/写真
まえがき/北斎画に隠された龍と日本の歴史
第1章/安芸の宮島と龍の洲
第2章/日光東照宮と将棋のルーツ
第3章/中国・始皇帝の死生観
第4章/万里の長城と龍の道
第5章/巨大龍は我が里へ
第6章/日本最古のストーンサークル
終章/龍に想いをはせて
巻末カラー/写真・地図
Taniguchi Yoshiki(Sarutani Sasuke) 著
2018年12月19日発売
B5判・152ページ
定価3000円+税