25歳の青年宰相が、日本を救った!幕末史を根底から覆す歴史小説。
●戦争なく開国し、通商・貿易を開始。わが国を世界の潮流だった資本主義へと導いた、徳川幕府の老中首座・阿部正弘の物語。
●富国強兵策、陸海軍の創設、日の丸制定、蕃所調所(東大の前身)新設などに邁進した、西洋化・近代化の祖。
●安政五か国条約は不平等条約でなく、日本を植民地から守った外交の勝利だった。
●攘夷運動は鎖国主義・封建領主(武士階級)を守ろうとする「保守反動」の運動だった。
(著者紹介)
穂高 健一(ほだか・けんいち)
広島県出身、中央大学卒業。日本ペンクラブ(会報委員)、日本文藝家協会などの会員。地上文学賞『千年杉』など8つの文学受賞歴がある。近著に『広島藩の志士』(南々社)、『芸州広島藩 神機隊物語』(平原社)、『神峰山』(未知谷)など。
穂高 健一 著
2019年10月16日発売
定価1600円+税
四六判 368ページ