●2014年11月25日発売
Ninoshima 1918
舞台は欧州、シベリア、横浜、大阪、
そして広島・似島へ。
第一次世界大戦のさなか、1人の男が横浜港へ降り立った。
大戦勃発後100年を経た今明かされる、
謎の人物モーラヴェクに与えられた密命とは!?
本書は、広島県の似島という小さな島で起きた俘虜逃走事件を取り上げました。けれども、その俘虜の正体に迫ろうとしたとき、当時の世界情勢や人々の思想、日本との関わりなどに目を向けさせられます。
そして、そこには、いつの時代も歴史の波に翻弄される人々の姿があります(「あとがき」から
南々社最新刊
熊野 良樹著
定価1200円+税
四六判 224ページ