●2009年5月13日発売
Bクラス低迷がつづくカープ。
「赤ヘル黄金期」再来を夢見て放つ渾身の直言。
辛口批評のなかにも温かいまなざし。「カープ愛」が全編に――。
本書は、岡山大学で人間工学などを研究する学者にして、根っからのカープファンを自認する村田厚生教授(広島市在住)が、低迷カープの再生を願って書き綴ったものです。
球団経営の課題や真の市民球団への脱皮策、新球場を核にした街づくり、ブラウン監督の手腕、さらにプロ野球機構の問題点など、ケレン味のない辛口批評をちりばめています。
異色の学者による、類のない“カープ本”。
第1章 広島カープ消極経営の背景と課題
第2章 広島カープを低迷させる要因
第3章 広島カープ選手のレベルアップの方法
第4章 ブラウン監督の手腕と待遇
第5章 広島カープは本当に市民球団か
第6章 中国・四国カープを目指せ
第7章 新球場の見所、課題と提言
第8章 ファンサービスとカープファンのあり方
第9章 高野連・大学野球・ノンプロとプロ野球の関係
第10章 プロ野球機構の根底から広島カープを見つめ直す(1)
――ドラフト制度・FA制度・年俸制・外国人枠
第11章 プロ野球機構の根底から広島カープを見つめ直す(2)
――コミッショナーの権限強化・収益配分システム
村田厚生 著
定価1400円+税
四六版216ページ