ブナをテーマに新しい山歩きを楽しんでみませんか
―生き物たちの楽園をめぐる ―
オールカラー 写真・イラスト約700点満載
ブナ林は、にぎやかで多種多様な生き物たちの楽園!
木々や草花は季節ごとに赤、黄、緑と装いを凝らし迎えてくれた。チョウは優雅に舞い、小鳥は訪ねる度に思いの丈を 体いっぱいで表現しさえずってくれた。タヌキ、アナグマ、イノシシ ちょろっと一瞥して雑木の中に消えた。
(1) ブナはなぜ母なる木なのか?
白神山地のブナ林が世界遺産に登録されるなど、最近、母なる木としてブナの有用性が見直されています。しかし、なぜ母なる木なのか?なぜ有用なのか?なぜ世界遺産なのか?山好き、動物好き、植物好きに画家でチームを組み、2003年春から2年間にわたりブナ林を歩き、この3つの疑問を解き明かすため実際に自分の目で見て触れて確かめた本です。
(2) ブナ林の四季の営みをカメラや絵筆で紹介
(3) コラム「ブナ46話」を読むと、ブナ林の初歩的な仕組みがわかる
◆もくじ
・県内を代表するブナ林2
◆ 比婆山・臥龍山
・見どころいっぱいのブナ林7山
◆ 福田頭・十方山林道・安芸冠山・寂地山・大万木山・恐羅漢山
砥石郷山
・中央中国山地などのブナ林11山
◆ 猫山・比婆山連峰・吾妻山・大毛無山・毛無山・吉田毛無山
指谷山・女亀山・道後山・星居山・葦嶽山
・西中国山地などのブナ林35山
◆ 城岩山・阿佐山・大暮毛無山・天狗石山・高杉山・掛頭山・高岳
牛ケ首山・大箒山・サバノ頭・内黒山・深入山・市間山ほか22山
・その他、ブナのある山4山
ブナ林を探訪する会代表 眞田 恭司 著
定価2300円+税
B5判・128ページ・オールカラー